一発合格できました – 私のFARの勉強方法
2017/02/14
さて、第一科目に選んでなんとか一発合格できたFARの勉強方法を簡単にご紹介します。
参考記事:FARの試験結果が出ました
一科目めなので、正直どこまで勉強すれば足りるのか感触がなかったので苦戦しましたが、手探りのなかとりあえず自分がFARを理解できたと思えるまでしっかりやろうと考えました。
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オンライン講義をみっちり理解するまで聞く
まずはスクールの講義のオンライン動画をじっくり見ました。印刷したテキストにメモを書き込みながら講義の中の練習問題も一緒に解くつもりでやりましたね。
よく分からないところは動画を巻戻して繰り返し見たり、テキストを読み返したりしながら、1トピックごとにしっかり理解しようと努めました。
時間としては約60時間ここで費やしました。
(後述しますが、トピックごとに講義をきいたら問題集を解くという形ではなく、まずは全トピックを通して講義を見切る、という選択をしてしまったのは失敗でした)
問題集は解説を通して理解することに重点を置く
次に、スクールのオンライン教材の問題集を1巡解きました。BISKというアメリカ製のテキストがもとになっている問題集です。分からなかったり間違えたりするのはしょうがないので、まずは一度解いてみました。
そして解説を聞きながら、分からないところは動画やテキストを見直してその場で理解するようにしました。最初は解けなくてもよいので、解説を通して、一問一問しっかり理解をすることが大事ですね。
また、回答の正否をノートにとっておき苦手なジャンルが分かるように記録を残したことも役立ったと思います。
なぜならそのノートを使ってオンライン教材の問題集の2巡目をやるからです。前回間違った問題のみを解くようにして時間を節約しました。
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模擬試験は最終チェックのため、シミュレーションは問題の出方を理解
試験の二週間前くらいからオンライン教材の模擬試験に挑戦しました。こちらも回答の正否をノートにとっておくことが重要です。模擬試験で間違った問題をさらに2回解きました。
同じくオンライン教材のシミュレーション問題を2回解いてシミュレーションに慣れるようにしました。シミュレーションで使う知識はMultiple Choiceと同じなので、問題の出方とか回答の記入の仕方を理解すれば十分対応できます。
問題集、模擬試験、シミュレーションなど、問題を解いて解説を理解することにだいたい90時間くらい費やしました。講義を聞いた分と合わせるとFAR全体で約150時間使ったことになります。
(問題を解くことと解説の理解に時間を使ったのは正しかったと思います。しかしこれも後述のとおり、トピックごとにこまめに問題を解いていたほうが効率的でした)
もしFARの勉強をやり直せるならアウトプット重視で効率化
こうして振り返って思うのは、やはりアウトプットを繰り返すことの重要性です。
やらなきゃ覚えないですよ、やっぱり。講義の動画を何度見ても、問題を解かないと覚えられないです。講義だけを見ても、短期的には分かった気になりますが、いざ問題を解いてみようとすると分からないことが多かったです。
ですので、仮にFARの勉強方法をゼロからやり直すとしたら、こういう風にしてももっと効率化します。
まずは、講義はさらっと一回みるだけにしますね。途中で止めたりせず、コンセプトを薄く広く知る。理解するというよりも、知るために講義をみます。
あとは、問題集をひたすら解いて、解説を理解することにもっと時間を使います。結局は、自分で頭と手を動かさないと理解できないし、覚えられないです。計算問題はノートをぜいたくに使って、しっかり式や仕訳を書く事が重要です。解説を読んでも分からない問題に当たったら、講義やテキストを見返すのが良いですね。
講義をさらっと聞く→すぐに問題を解く→解説を通して理解を深める→必要に応じてテキストや講義に戻る
このサイクルをFARの中のトピックごとに小刻みにやっていくのがベストだと思います。全トピックの講義をみてから問題集に取り掛かっていたら最初のほうにみた講義のことは忘れちゃってますからね。
インプットとアウトプットのサイクルを小刻みに回していくのがベストです。USCPAの試験は、アウトプットを多くした人がうかるものだと強く感じました。
最後に、私の勉強スケジュール
USCPAの受験資格をとるための準備と並行してすすめたため、FARの試験勉強は長期間に渡りました。学歴審査の結果を待ちながらや、NTSの申請を出しながら、FARの勉強もすすめていたのです。
なので期間で言えば、6ヶ月くらいに渡りますが、本腰を入れたのは、試験の一ヶ月前からですね。お尻に火がついた、ということです。
意識をして勉強時間をしっかりとるようにし、平日は一日1-2時間、週末は一日3-4時間勉強しました。直前の週末は一日10時間くらいやったと思います。そうして気づけば累計の勉強時間が150時間になっていたということです。
ちなみに、もしあなたが予備校に通うことを考えているのであれば、私のおすすめはアビタスの通信講座です。
日本語でインプットをして英語でアウトプットをするという方式が、日本人にとって一番効率良くUSCPA試験を突破できます(英語がネイティブ並みにできて、追加単位の取得も必要ないという方にはプロアクティブをすすめます)
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ぜひ安い投資ではないので、慎重に考えて選んでください。
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