働きながら目指すUSCPA合格

サラリーマンが効率よくUSCPA(米国公認会計士)試験の合格を目指す

*

USCPA(米国公認会計士)専門校プロアクティブの安さに不安を覚える方へ、安さの理由と向く人向かない人を解説

   

glass_11

USCPA(米国公認会計士)の予備校探しで情報収集をしているあなたは、「プロアクティブ」という専門校の名前を目にしたことがあるでしょう。

他の3校(アビタス、TAC、大原)に比べて、授業料が格段に安いので魅力的だと感じる一方で、あまりにも安いので不安を抱いたのではないでしょうか?

でも待ってください。「安かろう、悪かろう」と見切ってしまうのは、「安いから、ここでいいや!」と値段だけで決めてしまうのと同じくらいに、もったいない行為です。せっかく貴重なお金と時間をかけて勉強するUSCPAなので、自分の納得いく予備校を選ぶようにしましょう。

当記事では、安いことで有名なプロアクティブで実際にUSCPA講座を受講した筆者が、そのプロアクティブの安さの理由と、プロアクティブが向く人向かない人を解説します。

 

プロアクティブはなぜ安いのか?

pc_13

まず、最初にはっきりさせたいのは、プロアクティブは安いけれどもしっかりした予備校です。

騙されることもないですし、授業内容が手抜きなわけでもないですし、事務対応が悪いわけでもありません。

私自身がプロアクティブのお世話になって全4科目とも一発合格しましたし、メールでも電話でも事務の方の対応は迅速で丁寧です。しっかりとしたUSCPA予備校であることは保証します。

それではなぜ、プロアクティブの受講料は他校よりも圧倒的に安いのでしょうか?

ちなみに、諸条件(サポート期間や単位取得込みかどうかなど)はコースや予備校によって異なりますが、格好の最安コースの受講料(税込み)は下記のようになっています(2017年9月時点)

  • プロアクティブ:259,200円
  • アビタス: 553,500円
  • TAC: 494,000円
  • 大原: 474,000円

 

実はプロアクティブが安いのにはトリックがあります。それは、プロアクティブだけが余計なものを削ぎ落した必要最低限なコースを提供しているからなのです。重要なので詳しく解説します。

米国の提携大学での単位取得料金がプロアクティブの最安値コースには含まれていない

じつは、上記の価格比較で、プロアクティブだけが米国大学の単位取得料金を含んでいないのです。

USCPA試験を受けるためには、一定の会計とビジネス単位を取得している必要があり(必要単位の種類と数は受験州により異なる)、現時点で単位が足りない受験生は、USCPA予備校のパートナー校となっている米国大学の試験をオンラインで受けて単位を取得することが可能です。

プロアクティブだけが上記の259,200円にその単位取得コストを含んでおらず、仮にアビタスと同程度の15単位を含むとすると、3単位取得のために追加で33,000円が必要ですので、165,000円が追加となり、プロアクティブでも合計424,200円かかることとなります。

プロアクティブの最安値コースはオンラインラーニングに限定されている

くわえて、プロアクティブの最安値コースではオンライン授業しかとることができません。過去に収録された授業動画をみることはできますので大きな問題はありませんが、欠点としては、ライブ事業の緊張感を味わえないのでモチベーションを自分ひとりで維持する必要があることと、授業後などにface to faceで質問をする機会がないことが挙げられます。

もちろん、私自身がこのオンラインラーニング限定コースで4科目一発合格したので不満はありません。もともと時間的制約なしにマイペースで勉強したかったので、物理的に教室まで移動して授業を受けようと思っていませんでしたし。

一方で、時間が合えばリアルな事業に参加したいと思っている人は、プロアクティブでも値段の高い「通学コース」を選ぶ必要があります。その場合は、コース受講料がオンラインに比べて118,800円あがりますので、さきほどの15単位取得料も含めると、合計543,300円になります。アビタスの553,500円とほとんど変わりません。

プロアクティブの安いコースが向いている人とは?

ここまででプロアクティブのコースが安い理由を理解いただけたでしょうか?

決してプロアクティブの授業や教材に手抜きがあるわけではなく、単純にコース設計の差により安いのです。

それでは、このプロアクティブの最安値コースはどんな人に向いているのでしょうか?それは、二つの条件を兼ねそろえた人です。

ひとつは大学で会計とビジネスをしっかり学んでおり、追加単位の取得が必要のない人です。それ以外の人は必要単位の数によっては、プロアクティブの方が高くつく可能性がありますので、事前にしっかり確認しましょう。確認方法については後述します。

ふたつめは、物理的に教室に通うことを求めていない人です。そもそも海外や地方に住んでいたり、仕事が忙しくて授業に参加できない可能性が高かったり、マイペースで自由な時間に勉強したいと思っている人に向いています。

上記のふたつが同時に当てはまらないのであれば、安いからという理由だけでプロアクティブを選ぶのは止めましょう。よく考えて計算してみてください。全部合わせると、プロアクティブのほうが安くなる可能性が高いです。

 

USCPA専門校プロアクティブの教育の特徴

cafe_lady

それでは次は、値段から離れて、プロアクティブの授業と教材に関して解説します。プロアクティブの教育方針にはメリット・デメリットがありますので、しっかりとその特色をおさえてください。

英語でのインプットとアウトプットを徹底

プロアクティブの特徴を一言で表すのであればこれに尽きます。

本番のUSCPA試験は当たり前ですが問題文が英語ででてきて回答も英語で行います。試験時間を考えると1問につかえる時間は平均して90秒。日本語に訳している時間などないので、英語で問題を読み、英語で考え、英語で回答するという思考プロセスを身につけさせようとしています。

そのため、テキストも問題集も英語のみです。日本語の活字を読む機会はゼロです。そのため会計・ビジネス・経済・税務の専門用語も英語のみで書かれていますので、英単語でそのまま覚えることになります。

どういうことかと言うと、例えば会計用語でDepreciationという言葉があります。日本語も交えたテキストでしたら「Depreciation = 減価償却」という風に書かれているでしょう。そして減価償却とは何かをまた調べて、固定資産を一定期間に渡って費用計上することだと理解することになるでしょう。この減価償却という言葉を媒介させてDepreciationの意味を理解することになります。

ところがプロアクティブ方式ですと、「Depreciation = Allocating the cost of fixed assets over its useful life」というように、英語で直接その意味を理解することになります。英語だけで完結するように知識を広げていくので、慣れるまで苦労はしますが、英語のみの試験環境では回答を脳から引き出すまでにかかる時間が短縮できます(できる気がします)。

ちなみにですが、授業ではバイリンガル講師が日本語もまじえて解説はしてくれますので、英語の読み書きができれば英会話が不得意でもちゃんとついていけますので安心してください。

合格までの最短距離を走る = 満点を目指さない

言語以外の特色としては、あくまで試験合格を目標としてUSCPA科目を教えているという潔さです。

生徒に満点をとらせることを目指すのではなく、あくまで合格点をとらせることを目指しているのです。

つまり、会計知識を幅広く教えるのではなく、USCPA資格試験合格に必要最低限な範囲に絞ったカリキュラムが組まれています。勉強の効率重視、合格までのスピード重視の姿勢を貫いています。

働きながらUSCPA試験合格を目指しているような人は、限られた時間の中で最大限の結果を出したいと考えている人が多いでしょうから、合格までの最短距離を走りたいのであれば、プロアクティブが適しているでしょう。

一方で、完璧主義な傾向があり、試験問題のみではなくその関連知識も身につけたいと思う人には、物足りなく感じる可能性が高いです。

 

プロアクティブを選んで後悔しない人の条件

yes_no

ここまでのポイントをまとめると、結局プロアクティブにはどんな人が合っているのでしょうか?

プロアクティブを選んで後悔なく一番ハッピーなのは、以下の4つの要素を全て併せ持つ人です。

  1. 既に十分な会計・ビジネス単位を持っており、追加の単位取得の必要がない、もしくは最小限な人
  2. オンライン授業で満足し、物理的に教室に通うことを重視しない人
  3. 英語力に自信があり、英語でインプットする授業についていける自信がある人
  4. 会計知識を網羅的に高めたいというよりも、とにかくUSCPA資格試験合格までの効率を重視したい人

 

実際にプロアクティブを選んだ感想

pc_12

何度か先に書きましたが、私自身はプロアクティブを受講しており、4科目とも一発合格できました。

しかし、振り返ればもっと冷静に予備校を選んでもよかったかなと思える点がありますので、これからUSCPA予備校選びをする方の参考になればという思いで、私がプロアクティブを選んだ理由と、実際にプロアクティブでUSCPA合格してみて感じたことをまとめます。

プロアクティブでの総コストに関して

私は最終的にワシントン州でライセンスを取ることにしましたが(現在も準備中)、ワシントン州で必要な会計・ビジネス単位の合計が150です。一方で、大学で国際政治を専攻していた私の単位は110しか認められませんでした。追加で40単位分を取得することになりましたので、プロアクティブの場合3単位33,000円かかりますので、42単位を追加取得するために、462,000円もの追加費用が発生してしまいました。

これは当初ライセンスまで取ることを考えていなかったことが原因です。USCPA試験合格のみというステータスであれば、学歴要件の低いアラスカ州で受験するので、15単位の追加だけで済んでいたのですが、あとからライセンスもとりたいという気になったので、ワシントン州にトランスファーしました。

オンライン授業のみで満足できるか?

この点では私は自分のことをよく理解した正しい判断を下せたと思っています。物理的に教室に行って授業に参加したいとは一度も考えませんでした。自宅のパソコンから部屋着のまま好きな時間にオンライン授業動画をストリーミングして勉強するスタイルが合っていました。何度でも巻き戻せるし。

質問はオンライン受講者向けの掲示板に書き込むことで受けつてもらえたのでこれも大きな問題ではありませんでした。文章で回答されるので追加質問しにくいという点はたしかにありましたが、そもそも質問したのが4科目にわたっても2-3回だったので深刻な問題ではありませんでした。

英語でのインプット事業の難易度は?

4科目とも一発合格できたので特に不満はありません。むしろ勉強効率が良かったな感じています。

ただし、ここまで読んでくださっている読者の方に誤解されないようにハッキリとここで書いておきます。私はイギリスの高校・大学に通い(それまでは日本生まれ日本育ち)、外資系企業で経理財務関連職についているので、ズバリ言うと英語も会計用語もかなり得意な部類に入ります。

10年ほど前に受けたTOEICでは990満点中980点でした。イギリスで英語の文献を読んで英語で論文を書くことに慣れていましたし、仕事で会計・ビジネス関連用語を英語で扱っていました(分かった気になって間違って使っていた用語にUSCPA勉強してから気づきもしましたが)。

また、もともと日商簿記の二級は持っていましたので、仕訳とかだいたいイメージがついてもいました。

よって、同じような英語力および会計用語への慣れがない人には、プロアクティブは正直ハードルが高いかもしれません。

合格までの最短距離方針に問題はないのか?

これも私は一発合格できたので全く不満はありません。

一方で、仮に自分に簿記や経理のバックグランドがゼロだったらと考えると、プロアクティブのUSCPAコースはテキストも授業も必要最低限にスリム化されているので戸惑った可能性が高いです。

フェアに言いますと、プロアクティブはそういう会計知識のない方向けに、USCPAコースの前に英文会計コースを別途用意しているのでそこから始めるのが良いでしょう。簿記や会計知識ゼロでプロアクティブのUSCPAコースをいきなり受けるのはお勧めしません。逆に遠回りになりそうな気がします。

 

プロアクティブに向かない人におすすめな予備校

businesstool11

ここまでで安価なプロアクティブには向き不向きがあることが理解いただけたと思います。

では、プロアクティブに向かないなと思った人はどうすればよいのでしょうか?

そんな方には私はまずはアビタスの説明会に参加することをおすすめしたいと思います。

アビタスは、総合資格学校のTACや大原と違い、国際資格に集中しているので専門性の高さが抜きん出ています。その結果がUSCPA予備校4校の中でも合格者数ナンバーワンの実績に表れていると思います。

プロアクティブと違いインプットは日本語も介して行うので、英語および会計知識にそこまで自信がない人に向いています。

また、追加単位取得料金がもともとコース料金に含まれていますので、会計やビジネスを専攻しなかった人にとってはあらかじめ総コストが見える化される設計になっています。自分が何単位追加で必要になりそうかは、説明会に参加をすると見積もってもらえるので良い目安になります。

ちなみにですが、42単位を追加取得した私は結局プロアクティブで合計721,200円を払うことになりました。アビタスの最大52単位が追加取得できるフルパッケージコースの749,300円とたいして変わらない結果となってしまいました。

言い換えると、アビタスのコース料金は単位取得をあらかじめ含んでいるので「高く見える」という側面があります。まずは、説明会でアビタスの特徴をしっかりと学んで、必要単位も見積もってもらい、自分にとって教育方針が合うのかどうか、コース料金が妥当なのかどうかを判断しましょう。

無料の説明会(セミナー)はこちらから申し込みできます。

USCPAを目指すならアビタス。

 

タイプ別 おすすめUSCPA予備校

とにかく効率的に合格したい人向け

 USCPA合格実績ナンバーワンを誇る海外資格専門の予備校。効率重視のオリジナル教材を活用し、インプットは日本語、アウトプットは英語で行うハイブリッド形式が魅力です。満点狙いの網羅的な学習ではなく、あくまで合格点狙いで効率性を重視しており、働きながら勉強するには最適の予備校です。

日本語でじっくり勉強したい人向け

言わずと知れた国内資格予備校の最大手。米国公認会計士コースは2年間かけて日本語でじっくり基礎から学べるカリキュラムが組まれており、英語が得意でない人でも安心して始められます。合格までの効率性よりも、基礎からじっくり勉強をしたい人におすすめします。

 - USCPAの予備校